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日常の徒然ワイス博士の前世療法の思い出2
前回、私はワイス博士の前世療法のインパクトから臨床心理士になる一助になったことをお話ししました。(ワイス博士の前世療法の思い出1)
臨床心理士になるには心理学がある大学と大学院に行かないといけない、というのがありました。
かろうじて高校生になれた私は、大学に行くというという目標はあるものの、どこの大学に行くのか、というのは決めていませんでした。
しかし、大学も国立大学はほぼ難しいというのも理解していました。学校に行っていなかったため中学校で基礎勉強もできていなかったことと、必死での勉強は嫌いなのもあり、今からセンター入試に追いつくことは絶望的だったからです。
そんな状況でも理想はしっかり持っており。心理学の本を読んだりしていてもやはり、催眠療法が一番私の中で学びたいものでした。催眠下での自分の認知の変容ができて、その後の人生も変わっていくのならそれが一番の学びなのだと、少し妄信に近い感情がありました。
その中で1年次の高校の行事である演劇鑑賞で、席でぼんやりと座っていた私に、当時の国語の教員が近くにやってきました。
「あんた大学決めたの?」
ここでそんな話をするの?咄嗟に頭の中で突っ込みました。私は「え?決めてないです」と言いました。
「あんた私の母校に行きなさい」
突然でした。国語の教師には確かに臨床心理士になりたいため、大学には行きたいと話してはいました。まさか演劇鑑賞が始まる前の周りが着席するまで騒然としているその場でその話をされるとは思いもよりませんでした。
この出来事も、今潜在意識や超意識を知った自分からすると引き寄せの一つなのだと思います。
返事もそのまま「あ、はい」としか言えませんでした。
本格的に大学選びの段階に入り、すすめられた大学を調べ、一応第一候補にしていました。ただ、大学講師を見ても催眠療法を行っている先生はいませんでした。
どこで催眠療法をやっている先生がいるんだ?
ネットもそこそこ普及し始めてはいた時期。紙面情報もペラペラの情報ばかり、ネットの情報もまだ浅く、その中で催眠療法を行っている大学を探しました。私が最大限で探せたのは、北海道の大学でした。
北と南で真反対ではないか。
その大学も候補に入れて進路面談で、担任に「なんで北海道?」と怪訝に思われました。
その頃は担任への不信もあり、なんとなく、と本当の理由は伝えませんでした。親も遠すぎるという理由で反対の意でした。
私の中でも学力的に行けるかどうか疑問でした。なので、第一志望の推薦入試での合格を目標に絞りました。
そして第一志望の元国語の教員の母校である大学に受かりました。