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旅するカウンセリング心理療法について
日本内では心理療法はカウンセリングと同意義に使われることが多くあります。
精神療法という言葉もあります。心理療法で同様にpsychotherapyと訳されますが、日本内では医師が行うのが精神療法、医師以外が行うことを心理療法となんとなく区別されているようです。
さて、心理療法については海外では、心理的・精神的に比較的つらい方が受けることが多いです。
なので、カウンセリング < 心理療法 という形です。
心理療法は「その人がそれまで身に着けてきたパーソナリティや行動傾向がもとで、社会適応が困難になっていると考えられる場合に、それらの変化を目指して行われる」(徹底図解臨床心理学.2010年)とされています。
実際に心理療法を学んでクライアントさんに了承を受けてセラピストとして行う時や自分自身で心理療法を受けた時の体感では、「どんな時にその感情・行動が起こりやすいか」と気づき、「日常生活で支障があればその感情・行動をコントロールする」ことを目的にする、というのが全体的な心理療法の目的と感じます。
そのため、当カウンセリングルームでの心理療法は「心理学的技法を用いて心や感情について気づき援助を行う」としています。
とはいえ、心理療法は疾患がある人や病院に通院していないと受けられないのか、と言われるとそうではありません。日常的に支障がなくても心の中で悩むことや抱えている方もいるでしょうし、精神・身体の症状が強すぎて心理療法の前にまずは病院の治療を優先する必要がある方もいます。
心理療法はご自身の内面に向き合う作業となりますので、人によっては心理療法の内容とセラピストの相性次第で軽くなる方もいますし、しんどいと思われる方もいます。
心理療法には様々な技法があります。現代日本で広く知られているのは、
- 精神分析
- 認知行動療法
- 来談者中心療法
- 家族療法
かと思います。特に心理士が行うカウンセリングは来談者中心療法の技法を基に行われていることが多いです。私も雇用を受けている先では上記の療法を中心にカウンセリングを行っていました。
旅するカウンセリングではヒプノセラピーと言われる催眠療法を中心として心理療法を行います。